戸来岳(県連交流登山) 2020年10月17日〜18日 T.KIMURA撮影
県連交流登山 山行報告 2020年10月30日提出 (提出者 S.HACHINOHE)
山名:戸来岳 1,159m
ルート:Aコース 平子沢駐車場〜大駒ケ岳往復
Bコース 平子沢駐車場〜大駒ケ岳〜三ツ岳往復
山行期間:2020年10月18日
参加者名:Aコース 食当 Y.NARA
Bコース (CL)N.YOKOTA (SL)S.TANAKA 他10人 八戸労山5人 弘前労山6人 青森FHC1人 計25人
コースタイム
10月17日 合浦公園駐車場12:30 → 14:05十和田道の駅14:20 → 間木の平キャンプ場
15:00 交流会16:30〜
10月18日 平子沢駐車場7:25→8:15休憩8:20→8:52休憩8:57→9:37日本一のダケカンバ→10:00大駒ケ岳頂上10:10(Aコースは ここまで)→10:28鞍部→11:00三ツ岳頂上11:25
解散会14:30(帰途)
山行記録
10月17日 予定どおり15時に間木の平キャンプ場到着。そこで食担当のNARAさんの腕の振るい所。NARITAさん、SEINOさん提供のキノコを入れた芋鍋に取りかかる。
交流会は当初12畳のコテージで行う予定だったが、参加者が21人いたので密状態になってしまうということで、急きょイベント等の舞台である屋外ステージに変更。
16:30 首尾よく芋煮鍋が出来上がった頃を見て交流会が始まった。鍋汁をメインに、それぞれ持ち寄ったお料理に舌づつみを打ち、時間の経つのも忘れてよもやま話に花を咲かせていた。
10月18日 7時20分までに平子沢駐車場へ集合する。天候は晴れ、まさに登山日和だ。身支度を整え、7時25分、Bコース、Aコースの順に登山口を出発。すぐに杉林になり道が二分する。左の伐採道をゆるく登っていく。道は広く歩きやすい。やがて水場に出て、ここから左に回り込むように進むと林道に出た。ここで一回目の休憩。
道標に従って一段高い林道に入る。緩く登って太いブナが道の両側に出てくると山道らしく細くなってくる。やがて道の右側に太いダケカンバが現れる。案内板には「日本一のダケカンバ(幹周4.76m)」と表示されている。その後急登になり、朽ちかけた階段道は登りにくくなる。ひたすら登って斜度も緩くなると大駒岳の肩ということでオンコ(イチイ)の木が散見されてくる。
そして、大駒ケ岳の山頂である。ココからの展望も良いが、その先にはもう一つの目指す頂がある。10分ぐらいの休憩で次に歩を進めて行く。少し下ると、「ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇登らず)」という赤い実をつけた低木が散見。枝に鋭いトゲ(刺)があり、蛇でも登れないというシロモノ。急斜面を20分位かけて下り、鞍部で一息つくが、そこまで下ったのがもったいない。その後、最後の正念場、大急登に差しかかる。斜度は40度以上もありそうな急坂で、昨晩の飲み疲れもあってか、極めて苦しい。
やがて三ツ岳山頂。予定通りの11時に着くことができた。そのとたん、快晴のもと360度の大パノラマではないか。眼下には十和田湖の湖面が輝いて見え、遠くに、八甲田連峰、岩木山さらには、岩手山や八幡平などの大眺望。それまでの苦しさが吹き飛んだ瞬間でもあった。ここで昼食をとり、下山の途につく。急坂の下り、細心の注意を払い歩を進める。幸い数日前から雨が降っていなかったので、急坂でもあまり滑らなかったのは幸いだった。
そして下山途中では、キノコ取りの名手が、キノコのありかを見つけては知らせて採らせていた。おかげで何人かは、サモダシ(カックイ)のおみやげにありつくことができた。そのような中でも、平子沢駐車場には予定より早い14:15に着くことができた。そしてそこには弘前労山提供のみずみずしいスイカとNARA店長が作ったとっておきのおいしいコーヒーが待っていた。
一息ついた後、解散会を行い、14:30には満足感いっぱいでそれぞれ家路についた。