第3回海岸線踏破PT  青森駅~中泊町小泊    2023年4月20日~25日   S.NARITA撮影
















海岸線踏破PT第3回【4/1926 青森駅→中泊町小泊支所(109㎞)】報告(感想文・4/23記録)

 

6日間,100㎞を歩き通す

T.TSUSHIMA

  40年以上前の南アルプス縦走以来、こんなに長く歩き続けたことのない私には無理かなとも思ったのですが、『これから先、挑戦する機会は絶対に来ない』と参加をお願いしました。
 案の定、1日歩くとへろへろになり、明日は歩けるのだろうかと思いました。
けれど、夕食時の交流会がそれはそれは楽しくて『明日も頑張ろう』と思い、次の日も晩の美味しいお酒を思い浮かべながら一歩もう一歩と歩いて何とかクリア、を繰り返して無事に歩ききる事が出来ました。
 最終日は前日までの強風も収まって、日本海と晴れ渡った空を眺めながら、小泊までの海岸線を心地よく歩きました。参加して1番感じたことは、皆さんのホスピタリティです。
 足に不安がある私を気遣い、又、オール津軽弁の会話にも付き合って下さいました。
 資料作りから車の送迎、会計に至るまで丸ごとお世話になりました。お陰様で完歩できました。本当にありがとうございました。


      

kmの歩行

M.TSUJIMURA

 五日間歩き通す事は、自身への最後の挑戦みたいなものです。海岸を歩き昨日までの事を忘れ自然に浸りたいと望みました。

 しかし、単調な歩きや風の強さにこの先が心配になったりもしました。でも、海岸に降りた時は打ち寄せる穏やかな波、澄み切った青空、浮かぶ白い雲、対岸の下北や北海道の景色などで元気になります。

 竜飛岬海岸では、岩の登り降りに三点確保を頭で繰り返し、やっと道路にたどり着いた時は心配して待ってくれた仲間と暗黙の再開でした。歩くのにどうにか慣れた終盤にはお別れが待っていました。

 五日間苦労を共にし、宿では話題も豊富で気持ちよく翌日に備える事が出来ました。車を移動し、後ろに姿が見えた時は驚きました。

 疲れたことと思います。

 ありがとうございます。

 

風の強さにびっくり!

S.NARITA

 前回、道の不通情報をチェックせずご迷惑をかけたので、チェックする。

 4月24日通過予定の国道339号線の冬季期間閉鎖区間の一部が、4月25日解除予定だった。早速電話する、今年は雪が少なかったので21日解除予定とのこと、安堵する。

 今回感じたことは1に強風、「風の岬にようこそ」と宣伝しているだけのことはある。

 龍飛崎からの海岸線を歩いた24日の朝、先頭で岬を回り込んだら、いきなりの風でバランスを崩しそうになる。その前も松前街道の海岸線を歩く箇所ではウインドブレーカーを離せなかった。

 二つ目は下北地方よりも過疎化が進んでいる、半分以上が空き家の集落があった。

 今回もまた、SAKAMOTO リーダーはじめ参加者の皆様には親切にしていただきました。

 厚く御礼申し上げます。




初めての竜飛

N.YOKOGAKI

 私も竜飛は初めてでした。強い風は下北にないものです。海岸が草地になっている風景も下北にはないものです。北海道の風景に似ています。

竜飛から、坂本台までの海岸歩きができなくて残念でした。帰ってから地図とにらめっこし、今年中に海岸の下見をしようと思っています。
 請う、ご期待です。

 柏ロマン荘での、「自分の健康法」ですが、私は極端な経験を話しました。付け加えると、中1のマラソンどん尻の経験は今の健康維持の原点です。どん尻のみじめさと同時に、いかに自分は弱い人間か、いかに自分は怠け者か、いかに自分は何もしていなかったかを自覚したのです。どん尻以来私は定期的にランニングをするようになりました。高校2年からは週1回のランニング。30代からは週に2回運動、1回はランニング4キロ、もう1回は腹筋、腕立て伏せ、スクワットなど汗ばむ程度に行い現在に至っています。筋肉はいじめなければすぐ無くなってしまうという思いで運動しています。

またお会いできることを楽しみにしています。


 

歩行記録

4月23日(日) 晴 今別町役場前→龍飛崎

SAKAMOTOさん・KASAIさんが車回送のため出発後、準備体操をして8時30分今別町役場前を出発する。

松前街道(国道280号線)を歩き、すぐに海岸線に入る、段差のある防波堤、砂浜を歩く、SAKAMOTOさん・KASAIさんより9時20分出発したとのライン入る、9時50分小休止。

10時義経寺へ上る、AJISAWAさんは般若心経を唱える、10時20分義経寺を発ち、厩石、義経海浜公園へ、甲岩を見る。

10時40分、今夜の宿「龍飛旅館」に昨年泊まったH.KASAIさん挨拶に寄る。

10時50分、幕末の志士、吉田松陰が歩いた「みちのく松陰道」の入口算用師を通過。

11時30分、SAKAMOTOさん・KASAI笠井さんが追いつく。

12時、トイレのある駐車帯で昼食休憩。

向かい風を受けながら進み、13時30分、太宰治・棟方志功ゆかりの宿、元奥谷旅館、現在は竜飛崎観光案内所「龍飛館」に入り、太宰の部屋、志功の部屋等を見る。

 14時15分、階段国道として名高い国道339号を上がる、14時35分龍飛崎到着、記念撮影、石川さゆりの津軽海峡冬景色を聞き、若かりし頃を思い出す。

 青函トンネル記念館へ車で移動し、15時40分発のトンネル龍飛斜坑線を待つ間、記念館内を見学しビデオを観る、トンネル作りにかける男たちの心意気を感ずる。

 そして、海面下140mの別世界を堪能する。

SAKAMOTOさん・KASAIさん達は車の回収に出発、残った4名はホテル竜飛でコーヒーを飲み、ほっと一息、青函トンネル内を新幹線が通る音を聞く。

 17時、KASAIさんが迎えに来てくれ、17時40分龍飛旅館に着く、YOKOGAKIさんと合流。

 18時30分夕食交流会、至高の時を過ごす。                             (記録 S.NARITA)